それって甲状腺の病気かも?!
甲状腺の病気って馴染みのない方多いかもしれませんが、推計患者数は500~700万人もいるといわれ、実は高血圧や糖尿病に匹敵する国民病の一つなんです。目に見える身体症状が少なく、別の病気と間違えやすいこともあり気づいていない方も多いといわれ、私もその一人でした。
月経不順が続いたので、漢方薬を出してくれる病院を見つけ行ってみたら、脈診、肌質診断で、甲状腺の病気を疑われ血液検査に。結果は「橋本病予備軍」(正式名称は、潜在性甲状腺機能低下症)でした。
診断を受けてはじめて、
むくみやすい
肌が乾燥しやすい
声がかれやすい
などの症状に思い当たったのです。
一般的には、
甲状腺機能が低下する橋本病の場合、
月経不順、
落ち込みやすい、
疲れやすい、だるい、
むくみやすい、
抜け毛が増える、
寒がり、低体温、
肌が乾燥しやすい、
便秘しやすい、
低血圧
甲状腺機能が亢進するバセドウ病の場合は、
イライラしやすい、
高血圧、
下痢しやすい、
汗をかきやすい、
食べても痩せる、
手指が震える、
など様々な症状があります。
(すべてが出るわけではありません。)
外見的にわかりやすいのは首の腫れくらいですが、特に20~40代の女性に多い病気なので、「もしかして最近疲れやすいのは‥」などと思い当たる方は血液検査ですぐにわかりますので、一度検診を受けると安心です。
甲状腺の原因
甲状腺の病気の大きな原因の一つが「ストレス」と言われています。強いストレスに長く晒されると免疫が乱れて甲状腺に不調が起こりやすいのです。でも、ストレスがない生活なんて難しいでしょ!?
と思われる方、ごもっともです。
ストレスは程度の差はあれ、だれもが抱えていること。だからこそ、過剰なストレスは上手に減らし、ストレスがかかった時はうまく対処する必要があるのです。
甲状腺の不調の改善方法
ストレスと上手く付き合うことが甲状腺の不調の改善につながります。具体的には、①「ストレスを減らすこと」
②「ストレス時に冷静になること(内省すること)」
①②両方に有効なのが、「マインドフルネス」なんです。
ストレスを解消する手段は色々あるとおもいますが、マインドフルネスのすごいところはストレスを解消するだけでなく、ストレスとうまく付き合う訓練につながる点です。
薬を飲まずに治した経緯
私は、漢方医から処方された漢方薬を飲みながら、マインドフルネス瞑想、呼吸法、ヨガを実践していたため、橋本病予備軍の診断の後も発症しませんでした。それが産後に漢方薬も呼吸法もヨガも全て怠っていたら、産後の血液検査で橋本病と診断をされてしまったのです。
薬で治すことは根本解決にはならないので、症状もひどくなかったことから、勧められた薬はお断りして、マインドフルネス瞑想、呼吸、ヨガ、食事の改善を実践したところ、1年後の血液検査では正常になっていました。
そんな私の経験が、「夢21」に詳しく掲載されています。
雑誌には、日本マインドフルネス協会代表理事吉田先生や医者の見解も紹介されているのでとっても参考になります。
興味がある方読んでみてくださいね~。
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