脳内では、「ハワイ旅行」より「目の前の仕事」に幸せを感じる!?


仕事をしている時、週末のデートや夏休みのハワイ旅行などに思いを巡らせることありませんか。

私は、そんな夢想、妄想、空想、しょっちゅうでした。楽しい想像だから脳内もさぞ幸せに満ちているとおもったのですが、実はそうではなかったのです。

過去や未来に思いを巡らせること


私達の脳は、過ぎた過去のことを悔やんだり、起きてもいない将来のことを憂いたりする時、当然ですが、幸せとは感じません。

では、楽しいことはどうでしょう。夜の友人との集い、週末のデートや、夏休みの海外旅行。どれも楽しくてウキウキするような想像ですから、脳は最も幸せに感じてるはず、そう思いませんか。

でも、ある研究によると違っていたのです。

最も幸せになる思考


科学誌「サイエンス」の研究で、

気持ちが「今」からそれている人ほど幸福感に乏しい
ということが明らかになりました。

つまり、週末の楽しみに思いを巡らすよりも、いま目の前のパソコン作業に集中する方が、気持ちを「今」に置くことになり、幸福度を高めてくれるのです。

つまり、

目の前に集中することが一番幸せ

であり、

誰でも今すぐに幸せになれる

ということです。

もっと良い会社に転職して年収1,000万円になったら幸せ、

素敵な彼氏を見つけて30歳までに結婚できたら幸せ、

好きなことを見つけて、起業して、会社員時代のお給料を上回ったら幸せ、

というのではなく、「今目の前で取り組んでいることに集中すること」で、今すぐに幸せを感じることができるのです。

子どもは良い見本

子供を見てると、「何も考えてなくて幸せよね~」なんて大人は思ってしまいますが、まさにそれです。

子供が何かをやりたがっている時は、「明日やろうね。」とか、「あとでやろうね。」などは通用せず、「今やりたい!」なんですよね。

我が家の息子に週末のお楽しみを話しても反応は薄く、それよりも「今から何をして遊ぶか」が大事。彼の頭には、「今ここ」しかありません。


「童心にかえる」という言葉があるように、子どものような純粋な心で物事に熱中して取り組む、そんな時間が私達の幸福度を高めてくれるのです。

熱中して取り組めるものなんてないわ~なんていう方。ご安心ください。そんな特別なことでなくて大丈夫です。

たとえば、今、このブログを書いている隣で、4歳児の息子は、熱々のおにぎりを「アチ!アチ!」と手でぺんぺん冷ましながら楽しそうに食べています。

食べるという行為は毎日のこと。まずは日々の食事を、何かしながら流し込むのではなく、一口一口丁寧に味わうことから始めてみましょう。

ぜひ次のお食事から実践してみてください。



クリックしていただけると励みになります。感謝♡
他の方のマインドフルネスブログもご覧になれますよ。