マインドフルネスをするとなぜ「断捨離」したくなるのか


目につく夫私物を、引き出しやファブリック下にとりあえず隠し、「どこにあるの!!!」と夫にしょっちゅう怒られる中途半端な片付け魔、

マインドフルネスファシリテーターTOMOです。

片付けたくなる理由

マインドフルネスをすると無性に片付け熱に火がつきます。

その理由はいくつかあるのですが、
  • 頭の中から雑念を取り払うように、自分の周りからも不要なものを排除したくなる。
  • 「今ここ」の意識が高まることで、過去の思い出や将来の備えを最小限にして、今必要なものを大事にしたくなる。
  • 瞑想に適した空間をつくりたくなる。
私の場合は、以上3点が大きな理由です。

雑念も不要なものも取り除く

マインドフルネスをすると、頭の中にとっちらかっていた雑念が、まるでスノードームの舞い散る雪が沈殿するように、すーっと落ち着いていきます。

頭の中がすっきりした後に、
生活臭あふれる雑然とした部屋をまのあたりにして、

断捨離して空間もすっきりしたい!!!

と猛烈に感じるのです。

そりゃそうだ。物が溢れている禅寺なんてありませんものね。

マインドフルネスでは、「今ここ」に意識を向けます。過去ではなく、未来でもなく、私たちがまさに存在している「今」。

でも、ぐるーっと部屋を見渡してみると、過去使っていたものや思い出、将来使うであろうものや備えが多くないでしょか。

夢の瞑想ルーム

瞑想を習慣化するためには、自宅での実践は欠かせません。禅寺やヨガスタジオのようにすっきりとした空間があればいうことないですが、ほとんどの家庭では難しいですよね。

せめて、目線の先は余計な物のない空間があると、自宅での瞑想がぐんと実践しやすくなります。

私は二階にある将来の子供部屋が、片面が真っ白いクローゼットになっているため、目線の先がこのクローゼットの白い扉になるように、クローゼットに向かい合って座禅を組んで、マインドフルネス瞑想をしています。

おうち全部を何もない空間に、というのは、すぐには難しいですが、「瞑想するときの目線の先の空間作り」から始めるとずっと気軽に取り掛かれます。



マインドフルネスとお片付け

2015年のTIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた片づけコンサルタント近藤麻理恵さんが顧問を務める、日本ときめき片づけ協会の代表理事安藤貢さんとお話しする機会があり、マインドフルネスと片付けの共通点について盛り上がったことがあります。

協会のHPには、

「片づけとは、モノを通して自分を見つめること。自分にとって何が大切なのか、どんなモノにときめくのか。片づけを通して自分に問い続けることで、ときめきの判断力は磨かれていきます。」
とありました。

マインドフルネスも片付けも「自分をみつめること」に繋がります。


「今」を意識することで、自分が本当に今必要としているものが見えてきます。そうすることで、執着している過去や漠然とした将来の不安に関わる不用品をどんどん処分できるのです。

マインドフルネスを実践すればするほど片づけ熱も高まります。

頭の中もおうちの中も同時にスッキリさせちゃいましょう。

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